勝利を収めた織田信長は、全軍を釜ヶ谷あたりに集め、勝どきをあげました。そして、村人に戦死者を葬るよう命じて引き揚げました。村人はこのあたりに七つの穴を掘り埋葬したと伝えられています。
ちなみに、今川、織田両軍の桶狭間の戦いでの戦死者は、約3,500名と言われており、古戦場まつりの万灯会では、3,500本のローソクを灯し供養します。最近まで残っていた塚の一つが、この七ツ塚として整備され、今も地元の方が供養、お守りしています。
昔から地元では、この塚を取り崩したりすると「たたり」があると言われ、命を失った人もいると伝えられています。 |
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