おけはざまの歴史
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- 9 桶 狭 間 神 明社
おけ は ざ ま し ん め い し ゃ
神社の起源は、はっきりしておりませんが、桶狭間村 は、14 世紀の中ごろ南朝の落武者が山間に逃れ、隠れ住 んだのが始まりと伝わっております。この村人たちによっ て祀られたのがこの神明社です。社殿は、何度か建替えら れていますが、現在の社殿は、昭和 10 年(1935)に改
初代の杉の枯木と 2 代目の杉
築されたものです。また、境内には、13 の末社が祀られ ています。神明社には、義元の家臣瀬名氏俊が、戦勝祈願 した時奉納した酒桶が、神社のお宝として保存されている ほか、尾張4代藩主の徳川吉通が知多巡幸の時植えた杉の 枯木が、本殿正面の両側に残っております。横には2代目 の杉が植えられています。
とくがわよしみち じゅんこう ほうのう さかおけ
一般公開されていません
瀬名氏俊が戦勝祈願に奉納した酒桶
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