ここには、今川軍の先陣隊が、鳴海、大高方面に対して備え布陣していた所です。桶狭間の南北に連なる丘陵にあり、北側から高根山、幕山、巻山の順に並んでいます。高根山から幕山にかけ、松井宗信率いる約1,500名の兵が、そして巻山には約1,000名の井伊直盛隊が陣取っていました。特に、高根山は標高54mあり、鳴海城、善照寺砦、中島砦が一望でき、織田軍を監視するには適した所でした。桶狭間の戦いで、松井宗信、井伊直盛の両大将は戦死しました。現在、高根山には、日清、日露、太平洋戦争で亡くなった人を祀る有松神社があります。 |
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